1970年代
『トラック野郎・爆走一番星』 『トラック野郎』シリーズ第2弾。 元々はシリーズ化の予定は無かったが、 第1作『御意見無用』が思わぬ大ヒットとなり、 シリーズ化が急遽決定した。 主演に菅原文太、相棒を愛川欽也が演じる。 ⇒ トラック野郎 爆走一番星
『ジョーズ』 平和なビーチを襲う巨大人食いサメの恐怖と、 それに立ち向う人々を描いた作品。 スティーヴン・スピルバーグの名前を 全世界に浸透させた記念碑的作品である。 町の警察署長ブロディをロイ・シャイダーが演じた。 ⇒ ジョーズ (字幕版)
『シャンプー』 有閑女性の淫らな一面を皮肉った風刺ドラマ。 上流階級の女性を相手にする美容師を、 ウォーレン・ベイティが演じている。 はまり役だ。地でいってる感じ(*^_^*) 共演のリー・グラントが、アカデミー助演女優賞を受賞。 監督は、ハル・アシュ…
『タワーリング・インフェルノ』 超高層ビル火災を描いた映画。 70年代中盤期の所謂、「パニック映画ブーム」の 中でも最高傑作と評されている。 1974年度のアカデミー撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。 ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン主演。 ⇒…
『チャイナタウン』 かつてのフィルム・ノワールにはなかった 社会史的視点をも盛り込んだことで、 1970年代に相応しい現代性を持ち得た ミステリー映画の傑作として、高く評価されている。 批評家やファンによる様々な人気投票では、 常に上位にランクイン…
『オデッサ・ファイル』 ロナルド・ニーム監督、ジョン・ヴォイト主演。 原作はイギリスの作家フレデリック・フォーサイスが 書いたサスペンス・スリラー小説。 処女作『ジャッカルの日』と並ぶ フォーサイスの代表作である。 ⇒ オデッサ・ファイル (字幕版)
『伊豆の踊子』 山口百恵映画主演第一回作品。 当時アイドルであった山口百恵の初主演映画ということで、 相手役(川島)を一般公募したが決まらず、 三浦友和が選ばれた。 二人はCMやドラマでも共演を重ね結ばれた…。 ⇒ 伊豆の踊子
『エクソシスト』 ウィリアム・ピーター・ブラッティの 同名小説を原作とし、作者本人が脚色を行っている。 少女に取り憑いた悪魔とキリスト教の神父との 壮絶な戦いを描いたオカルト映画の傑作。 リアルに描かれたショックシーンが話題を呼び、 世界中で大…
『スティング』 監督はジョージ・ロイ・ヒル。 アメリカン・ニューシネマの代表作『明日に向って撃て!』 で共演したポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが 再共演を果たし大ヒットした作品です。 二人のコンビネーションが絶妙ですよね。 第46回ア…
『追憶』 後に『出逢い』『トッツィー』『愛と哀しみの果て』 などを監督するシドニー・ポラック監督作品。 脚本を書いたアーサー・ローレンツは、 大学時代に体験した学生運動を元にストーリーを練り上げた。 アメリカ映画は、こんな映画をも産み出すところ…
『神田川』 かぐや姫の大ヒット曲「神田川」を作詞した喜多条忠が、 自らの愛と焦燥の学生生活を綴って書き下した同名小説の映画化。 脚本は「喜劇 泥棒大家族 天下を取る」の中西隆三、 監督は「忍ぶ糸」の出目昌伸、撮影も同作の源一民がそれぞれ担当。 若…
『日本沈没』 空前の大ベストセラーとなった小松左京のSF小説が原作。 映画も大ヒットして、配給収入は 約16億4000万円(1974年邦画部門興行収入1位)。 元々のテーマには「日本人が国を失い 放浪の民族になったらどうなるのか」であるが、 さらに深読みする…
『燃えよドラゴン』 1973年に公開され、世界各国で大ヒットとなった作品。 ブルース・リーとカンフーが世界的なブームとなり、 多くのフォロワーが生まれた作品でもある。 ヌンチャクがどれだけ売れたことだろう。 子どもはみんな、アチョーと叫んで、 ヌン…
『ソイレント・グリーン』 ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』をベースとした、 暗鬱な未来社会で起こる殺人事件とその背景を描いたSF映画。 私は後悔直後、この映画を映画館で観た。中学1年生だった。 子どもの胸にも、人口爆発の恐ろしさが伝わっ…
『仁義なき戦い』 戦後の広島で実際に起こった広島抗争を題材として、 飯干晃一が著した小説が原作である。 この原作を東映が製作した映画はシリーズ化され、演劇にもなった。 監督深作欣二、シリーズ主演は菅原文太。 旧時代の仁侠映画のようにヤクザを美化…
『ダーティハリー』 職務遂行のためには暴力的な手段も辞さない、 ハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド) が使っていた拳銃が、S&W M29(44マグナム)。 カッコよかったですねぇ、ダーティ・ヒーロー。 監督ドン・シーゲルはこの作品で、 70年…
『八月の濡れた砂』 藤田敏八監督の名作。 ロマンポルノに移行する前の、 旧体制日活最後の作品となった。 当初は沖雅也が主役を演じる予定だったが、 撮影開始直後に事故で負傷し降板。 広瀬昌助が代役を務めた。 ⇒ 八月の濡れた砂
『ある愛の詩』 エリック・シーガルによる同名の小説が原作である。 が、未完の小説を原作として映画の製作が始まり、 小説と映画が同時進行で作られた。 先に映画が完成してしまい、 映画の脚本を基に小説が執筆された部分もある。 ⇒ ある愛の詩 (字幕版)
『イージー・ライダー』 ピーター・フォンダとデニス・ホッパーによる アメリカン・ニューシネマの代表作。 エンディングは衝撃的である。 ロードムービーの偉大な名作 として記憶されている。 ⇒ イージー★ライダー (字幕版)